植え込み型のペースメーカーと電磁干渉
植え込み型のペースメーカーなどの医療機器は医療環境外でも動作を続ける装置であるため、日常生活で飛び交う様々な電磁波により電磁干渉を受けて動作に影響を及ぼす可能性があります。その影響は使用している機器やケースによって異なります。製品を安全に使用するためにも総務省の指針や医療機器のガイドラインに従って、安全な距離を保ってください。(通常22cmを超える距離、ワイヤレス充電器やモバイルバッテリーは30cmを超える距離)詳しい内容は総務省が定める指針をご確認ください。
各種電波利用機器の電波が植込み型医療機器等へ及ぼす影響を防止するための指針
製品をご使用する際は、使用前に必ずかかりつけの医師にご相談ください。また、医療機器の干渉につきましても同様に、かかりつけの医師または医療機器メーカーにご相談ください。
磁石について
磁石を使用したものを植え込み型ペースメーカーの上に置いたり、胸ポケットなどには入れないでください。磁気によってペースメーカーに影響を及ぼす恐れがあります。万が一磁石を近づけてしまい、磁気による干渉の疑いがある際は、直ちにかかりつけの医師の診察を受けてください。
また、製品の電源を切っていても、製品内の磁石がペースメーカーに影響を与える恐れがあります。電源を切った状態でも、ペースメーカーなどの医療機器を近づけないようにしてください。
使用する上で注意していただきたい製品例
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骨伝導ヘッドホン
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ワイヤレスイヤホン
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ワイヤレス充電器
- MagSafe式の充電器(Apple watch用の充電器)
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モバイルバッテリー
- 送信機(トランスミッター)
- スピーカー
- 測定器
- 翻訳機
- マグネット仕様のスマートフォンケース
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