モバイルバッテリーにおける定格容量とは、お使いのスマートフォンやPCに、実際に使用できる(給電できる) 容量のことを言います。
モバイルバッテリー製品でよく目にする「mAh(ミリ・アンペア・アワー)」とは、一般的にはバッテリーの容量を表す単位として表記されています。
ただし、この容量を全て充電に使用できる訳ではありません。そこで重要となるのが、ここからお話しする「定格容量」と呼ばれるものです。
例えば、内蔵リチウムイオン二次電池「3.7V 10000mAh」と記載されている製品は「10000mAの電流を1時間流せる容量のリチウムイオン二次電池が内蔵されている」という意味になります。
では、単純に10000mAh ÷ 接続デバイスの容量 = 使用回数 となるのではないか?と思いがちですが、そうではありません。
なぜなら、充電する際の電圧の変換等により、モバイルバッテリー自体がエネルギーを消費してしまうからです。では、どのようにしたら「定格容量」が求められるのでしょうか?それは下記にて計算が可能です。
(例)ワット時定格量36Wh 10000mAhのモバイルバッテリーで、5Vに変換して充電して場合
ワット時定格量(Wh)÷ 5V(充電する際の電圧)× 1000(単位をmAhに変換)× 85% = 実際に使用できる容量(mAh)
それでは実際に計算してみましょう。
36(Wh)÷5(V)× 1000 = 7200(mAh)
消費される電力は一般的に約15%程度と言われておりますので、実際に充電に使える容量は約85%となります。
7200(mAh)× 85% = 6120(mAh)※実際に使用できる容量
つまり、上記の条件において実際に使用できる容量は約6120(mAh)となり、こちらが「定格容量」となります。
この実際に使用できる容量(定格容量)を充電したいデバイスの容量で割れば、ある程度の使用回数が分かります。※上記の計算や値、実際の容量等はモバイルバッテリーの種類や使用するデバイス、環境によって異なります。あくまで一般的な計算方法となりますので、あらかじめご了承ください。
いかがでしたでしょうか?ぜひご確認の上、モバイルバッテリー選びの参考にしてくださいね。
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